IVRの応答フロー設定
概要
本記事ではIVRの応答フロー設定について説明いたします。
IVRの基本設定に関しましては、こちらの記事をご参照ください。
基本動作
1.IVR設定一覧から編集したい設定の「応答フロー設定」をクリックします。
2.使用したいフローパーツをドラッグし、格子状の背景の上にドロップします。
3.下記動画のようにドラッグ&ドロップすると、フローパーツどうしを繋げることができます。
また、一つのフローパーツに対して、複数のフローパーツを繋げることができます。
複数のフローパーツを繋げた場合、各パーツに応答番号を設定することで、通話の際に発信者が入力した番号に応じてフローを実行することができます。
(活用例)通話内容に対して応答方法を電話転送、SMS送信、メッセージ応答に分けたい
1.最初のメッセージ応答で、それぞれの応答番号を案内するようメッセージ内容を設定します。
2.応答番号を振り分けます。
3.設定を保存し、状態を公開中に変更します。
このような設定を行うことで、電話の一次受付を自動化することができます。
活用例参考:SUBLINE公式ホームページ-新機能IVR(電話自動応答)
フローパーツの種類
各パーツの機能をご紹介します。
●メッセージ応答
設定したメッセージの読み上げを行うことができます。
メッセージ応答の後にフローパーツを何も繋げない場合、通話が切れるまでメッセージが繰り返し読み上げられます。
①応答番号を入力できます。
②フローパーツの概要が表示されます。「④概要」が未入力だと、「③応答メッセージ」の内容が表示されます。
③フローパーツに名称をつけることができます。
④読み上げる音声データを選択できます。(音声データのアップロードに関する記事はこちら)
⑤応答メッセージを入力できます。
⑥フローパーツの概要を入力できます。入力した内容は「②送信メッセージ概要」に表示されます。
●電話転送
設定した電話番号に転送することができます。
転送先は最大で9番号まで設定できます。
①応答番号を入力できます。
②フローパーツに名称をつけることができます。
③呼び出し秒数を5~120秒の間で設定できます。(未設定の場合は60秒)
設定した秒数の間、応答が無ければ次のフローに進みます。(フローが無ければ通話終了)
④転送先の電話番号の名称を入力できます。
⑤転送先の電話番号を入力できます。(ハイフンありの半角数字で入力してください)
※留守録機能の追加以前に作成した設定の「電話転送」には後ろにフローパーツを追加することができません。後ろにフローパーツを追加したい場合、新しく「電話転送」のフローパーツを作り直す必要があります。
追加前 | 追加後 |
●SMS送信
発信元の電話番号にSMSを送信することができます。
発信元がSMS送信に対応していない場合、メッセージを再生することができます。
①応答番号を入力できます。
②フローパーツの概要が表示されます。「⑥メッセージ概要」が未入力だと、「④SMS送信文章」の内容が表示されます。
③フローパーツに名称をつけることができます。
④SMSの送信者名を入力できます。未入力の場合は送信者名が「SUBLINE」になります。
※SMS送信者名に表示できない名称(固有名詞や特定の単語)を設定されている場合は、「NOTICE」と表示されるようになります。
⑤SMSの本文を入力できます。
⑥発信元がSMS送信に対応していない場合に再生するメッセージ内容を入力できます。
⑦フローパーツの概要を入力できます。入力した内容は「②送信メッセージ概要」に表示されます。
●留守録
留守録を残すことができます。
①応答番号を入力できます。
②フローパーツの概要が表示されます。「⑦メッセージ概要」が未入力だと、「⑥留守録メッセージ」の内容が表示されます。
③フローパーツに名称をつけることができます。
④留守録があったことを通知するメールアドレスを指定できます。※下記詳細
⑤読み上げる音声データを選択できます。(音声データのアップロードに関する記事はこちら)
音声データと留守録メッセージを両方設定した場合、音声データのみ再生されます。
⑥留守録メッセージを入力できます。
⑦フローパーツの概要を入力できます。入力した内容は「②留守録メッセージ概要」に表示されます。
留守録はIVR着信履歴から確認することができます。
※メール通知について
有効なメールアドレスを指定していた場合、留守録完了後にそのメールアドレス宛にお知らせメールが送信されます。
メールから留守録データをダウンロードすることもできます。
ダウンロードをする際は、管理画面にログインしている必要があります。ログインしていない場合は、一度ログインしてから再度URLをブラウザで開いてください。
●通話終了
通話を終了させることができます。