この記事では、通話の録音を自動で文字にする「自動文字起こし」について説明します。録音を再生しなくても内容を目で追えるようになり、録音データの保存期限が過ぎたあとも文字は残ります。記事の最後では、必要な通話だけを後から文字にする方法と、料金の確認方法もあわせて説明します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象ユーザー | BIZプラン(BASIC/STANDARD/PREMIUM/UNLIMITED)、PERSONALプランのユーザー |
| 前提条件 | 通話の録音が有効になっていること。文字にできるのは録音が残っている通話だけです。BIZプランは、管理者が管理画面の「基本設定」で「アカウント毎に設定」を選んでいること(PERSONALプランは不要) |
| 料金 | 1分あたり2円(税抜)の従量課金で、録音料金とは別にかかります。オプションの申込は不要です。留守録は、BIZプランのSTANDARD以上(STANDARD/PREMIUM/UNLIMITED)と、留守録通知オプションを割り振った番号では無料です |
| 所要時間 | 設定 約3分/通話後の文字起こし 数分(録音の長さにより変動) |
目次
- 概要
- 事前準備: 文字起こしを利用する設定にする(BIZプランのみ)
- 手順1: 文字にする通話を選ぶ
- 手順2: 文字にした内容を確認する
- 必要な通話だけを後から文字にする
- 料金の確認方法
概要
「自動文字起こし」は、通話の録音を自動で文章に変換する機能です。あわせて要約も作られるため、長い通話でも内容を短時間で把握できます。
文字にできるもの
録音が残っている通話が対象です。発信・着信・留守録のそれぞれについて、文字にするかどうかを選べます。
変換した本文と要約は、管理画面(PC版)の発着信履歴に表示され、コピーしてメモや報告書にそのままお使いいただけます。
ご利用にあたっての注意点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 録音1分あたり2円(税抜)。通話料と同じく1分ごとに切り上げて数えます(59秒までは1分、60秒ちょうどからは2分)。留守録は、BIZプランのSTANDARD以上(STANDARD/PREMIUM/UNLIMITED)と、留守録通知オプションを割り振った番号では無料です |
| 対象プラン | BIZプラン(BASIC/STANDARD/PREMIUM/UNLIMITED)、PERSONALプラン |
| 対象にならない録音 | 10秒未満の録音(料金も発生しません)。短い通話では要約は作られず、本文だけが表示されます |
| 文字の保持期間 | 録音データの保存期限を過ぎて録音が削除されたあとも残ります |
| 変換にかかる時間 | 通話の終了後、数分。録音が長いほど時間がかかります |
| 設定する場所 | 会社として使うかどうかは管理画面(PC版)の「基本設定」、どの通話を文字にするかはスマートフォンアプリの設定 |
| 確認する場所 | 管理画面(PC版)の発着信履歴。スマートフォンアプリの通話履歴には表示されません |
ご注意: 電話の音声は音質が限られるため、聞き取りにくい部分が誤って文字になることがあります。また、話している人の区別はしていません。正確な内容が必要な場合は、録音をお聞きになってご確認ください。
※ 金額が「13万2千円」のように漢数字まじりで表示されることがあります。読み上げられた内容をそのまま文字にしているためで、金額そのものは正しく認識されています。
事前準備: 文字起こしを利用する設定にする(BIZプランのみ)
BIZプランでは、はじめに管理者が会社として文字起こしを利用する設定にします。はじめは「利用しない」になっています。「利用しない」の間は、アプリの設定に文字起こしの項目が表示されず、発着信履歴から1件ずつ文字起こしすることもできません。
PERSONALプランでは、この手順は不要です。手順1から進めてください。
- 管理者権限のアカウントで管理画面(PC版)にログインします。
- 左サイドメニューの 「基本設定」 をクリックします。
- 「自動文字起こし」 で 「アカウント毎に設定」 を選びます。
- 「登録」 をクリックし、確認のメッセージで「OK」を選びます。
「基本設定」の自動文字起こし
※ 「アカウント毎に設定」にしただけでは料金は発生しません。手順1で各メンバーがオンにした通話、または発着信履歴から1件ずつ文字起こしした通話から料金が発生します。
手順1: 文字にする通話を選ぶ
どの通話を文字にするかは、スマートフォンアプリで、その番号をお使いの方が選びます。発信は番号ごと、着信と留守録は着信設定ごとに設定します。はじめはすべてオフになっています。
1-1. 発信通話を文字にする
- スマートフォンアプリにログインし、画面下部の 「設定」 をタップします。
- 「発信設定」 をタップし、「発信時通話録音」 の下にある 「自動文字起こし」 をオンにします。切り替えた時点で保存されます。
発信の自動文字起こし
※ 「発信時通話録音」がオフのときは、文字起こしをオンにできません。録音をオフにすると、文字起こしもオフに戻ります。
1-2. 着信通話を文字にする
- 「設定」 から 「着信・転送設定」 を開き、文字にしたい着信設定をタップします。
- 「かかってきたら」 の 「着信通話録音」 の下にある 「自動文字起こし」 をオンにします。
- 「更新」 をタップします(新しく作る着信設定では 「登録」)。
着信の自動文字起こし
※ 「着信通話録音」がオフのとき、または呼び出し秒数が0秒のときは、この項目は表示されません。
1-3. 留守録を文字にする
- 着信設定の 「出られなかったら」 で、最終動作に 「留守録」 を選びます。
- 表示された 「留守録の設定」 の 「留守録の自動文字起こし」 をオンにします。
- 「更新」 をタップします(新しく作る着信設定では 「登録」)。
留守録の自動文字起こし
※ オンにした時点より後の通話が対象になります。それ以前の通話はさかのぼって文字にはなりません。過去の通話を文字にしたい場合は、「必要な通話だけを後から文字にする」の方法をお使いください。
※ 「通常待機」の着信設定では、通話録音・留守録・自動文字起こしは行われません。
※ 曜日別着信をお使いの場合は、曜日ごとに割り当てた各着信設定で、文字起こしのオン・オフを設定してください。通話した時刻に割り当てられていた着信設定の設定に従います。
※ 留守録通知オプションを割り振った番号の留守録は、基本設定やこのスイッチに関係なく、3秒以上の留守録が文字にされます(無料)。詳しくは「留守録の内容を文字にしてメールで受け取る(留守録通知オプション)」をご覧ください。
手順2: 文字にした内容を確認する
2-1. 発着信履歴を開く
- 管理画面(PC版)にログインします。
- 左サイドメニューから、お使いのプランに応じて次のメニューをクリックします。BIZプランは 「発着信履歴」 または 「全発着信履歴」(管理者権限のアカウントにのみ表示されます)、PERSONALプランは 「発着信履歴」 です。
- 内容を確認したい通話をクリックします。一覧の 「録音 / 文字起こし」 の列に「文」と出ている通話が、文字にした通話です。
発着信履歴の場所
※ 一覧の「録音」の絞り込みで 「文字起こしあり」 を選ぶと、文字にした通話だけを表示できます。
2-2. 本文と要約を確認する
通話をクリックすると画面の右側に詳細が開き、「録音」の欄に 「文字起こし」 として要約と本文が表示されます。本文の下の 「コピー」 から、全文をコピーできます。
文字起こしの表示
※ 文字にしている間は「処理中です。数分で完了します。この画面を開いたままなら自動で表示されます。」と表示されます。できあがると自動で本文に切り替わりますので、再読み込みの必要はありません。
※ IVR(電話自動応答)の留守録の文字起こしは、「IVR着信履歴」 の詳細に「留守録の要約」「自動文字起こし」として表示されます。
2-3. 内容が見える範囲
文字にした内容が見えるのは、録音と同じく、ご自身が関わった通話だけです。管理者権限のアカウントで「全発着信履歴」を開いた場合も、ほかのメンバーの通話は一覧に表示されますが、録音と文字起こしは表示されません。
| 見える通話 | 内容 |
|---|---|
| 自分の通話 | ご自身が発信・応答した通話 |
| 自分宛ての転送 | ほかのメンバーからご自身に転送された通話 |
| 自分の番号の留守録 | ご自身の番号に残された留守録 |
必要な通話だけを後から文字にする
手順1の設定をオンにしていない通話でも、必要なものだけを1件ずつ文字にできます。過去の通話や、普段は文字起こしを使っていない番号の通話にお使いください。
1件ずつ文字にする
- 発着信履歴で、対象の通話をクリックします。
- 「まだ文字起こしされていません。」と表示されている欄の 「文字起こしする」 をクリックします。
- 「処理中」の表示に変わります。数分お待ちいただくと本文が表示されます。
「文字起こしする」ボタンの場所
※ 10秒未満の録音は「録音が短いため文字起こしの対象外です。」と表示され、文字にできません。録音が残っていない通話も対象外です。
もう一度文字にする
- できあがった文字起こしをやり直したい場合は、本文の下の 「再実行」 をクリックします(録音が残っている間だけ表示されます)。
- 文字起こしに失敗した場合は、「もう一度試す」 から再実行できます。
料金の確認方法
文字起こしの料金は、通話料・録音料と合わせて、その通話の料金として記録されます。
- 発着信履歴の 「料金」 に、通話料・録音料と合算した金額が表示されます。
- 月ごとの合計は、「請求・カード情報」 の 「使用概要」 に「通話録音の自動文字起こし」として表示されます。
※ ポイントの残高がない場合、文字起こしは行われず「ポイント残高が不足しているため文字起こしできませんでした。」と表示されます。ポイントをチャージしてから「もう一度試す」をクリックしてください。